女性がスマホの画面を見ている写真

2025年最新AI英会話比較ランキング

AIの進化により、人間が担っていた多くの役割が置き換えられつつあります。英会話もその一つで、近年、AI英会話アプリが次々と登場しています。このサイトは、AI英会話が従来型のオンライン英会話と何が違うのか、更にはAI英会話アプリ各社の特徴を徹底的に比較し、ユーザーに最適なAI英会話アプリをアドバイスすることを目指しています。

AI英会話のメリット

価格が安い

毎日レッスンを受ける場合、従来型オンライン英会話はネイティブ講師で月20,000円前後、ノンネイティブ講師でも月7,000円前後かかります。一方、AI英会話は幅がありますが最安値で月580円。

講師の予約の取り合いが無い

大手のオンライン英会話は講師の数も多いですが受講者の数も多く、人気講師はスケジュールがオープンになってから予約が埋まるまで数秒というケースも珍しくありません。

相性の悪い講師とあたって不快な思いをしない

従来型のオンライン英会話は講師の当たりはずれがあり、露骨に不快な態度を示してくる講師もいます。

間違えても恥ずかしい思いをしない

AI英会話ではどれだけ時間をかけても気まずい思いをすることはありません。どれだけ間違えても恥ずかしい思いをすることはありません。

文法の解説が論理的

ノンネイティブスピーカーが第二言語を習得するためには文法を学ぶ必要があります。然しながら、われわれ日本人が日本語の語順や語法を文法的に説明するのが難しいように、従来型のオンライン英会話においても英文法を理論的に説明できる講師はほとんどいません(イメージ200人に1人以下)。AI英会話の場合、使われている大規模言語モデル(LLM)によっては、ネイティブスピーカーと比べて圧倒的に高い水準で的確に文法の説明を行うことが可能です。

AI英会話のデメリット

温かみがない

従来型のオンライン英会話の講師は人間なので、笑うこともあれば不快な態度をとられることもあり、良い意味でも悪い意味でも人間味があります。AI英会話はこの人との会話を楽しむ要素がなく、英語学習であるという割り切りが必要です。

レッスンがいつでも受けられる=後回しになる

従来型のオンライン英会話の大半は事前に時間を予約してレッスンを受ける必要があるため、予約時間になると多少気乗りしなくてもレッスンを受けざるを得ません。AI英会話はいつでも受けられるというのが時には逆効果になり、後回しになりがちです。従い、続けるという強い意志が必要になります。

AI英会話の評価軸

(1) 会話機能(基本性能)

大規模言語モデル(LLM)を搭載した英会話機能を備えているか。こちらの意図を捉え的を得た受け答えができるか。日本語なまりでも聞き取れるか。

(2) 会話機能(添削性能)

文法や表現ミスに対するアドバイス機能の有無。更には的を得たアドバイスができているかの性能を比較します。

(3) 会話機能(初心者対応)

AI講師にゆっくり話してもらうことはできるか。平易な言葉で話してくれるか。和訳が表示されるか。返事のヒントをくれるか。

(4) 復習機能

復習用としてレッスン内容を履歴に残す機能はあるか。

(5) レッスン教材

毎日更新されるニュース記事はあるか。特定のシチュエーションを想定したロールプレイの会話練習ができるか。

(6) 英単語

レッスンで使われる英単語の解説機能があるか。復習用として単語帳に登録する機能はあるか。

(7 )発音矯正

こちらの声を録音し発音のアドバイスができるか。

(8) 料金

毎日AI英会話ができるコースでの最低価格。1000円未満、2000円未満、2000円以上

AI英会話アプリランキング(初心者向け)

英会話アプリ選びで最も重要なことは、(1)学習を継続できるかと(2)話せるようになるか。1位のスピークバディ、2位のスピークと、3位のmyLingoは全くアプローチが違う。詳細は各レビューをご覧頂きたいが、上位2社は英語初心者をターゲットに基礎から教えるカリキュラムが充実しており継続しやすい。世の中に多数の英会話アプリが存在するが、この2社は頭一つ抜けている。一方3位のmyLingoは、毎日最新のニュース記事を使って会話をするという方法で飽きさせず継続しやすい。話せるようになるには、徹底的にアウトプットをこなしていくことが必要であり、その点ではmyLingoの方が優れているが、英文法も英語フレーズも何も知らないという人は基礎からはじめられるスピークバディかスピークの何れかから選択することをおすすめする。

1位:スピークバディ

1レッスンで1つのキーフレーズをゲーム感覚で覚えていくスタイル。決められた教材をこなしていくという意味では伝統的な英語学習法であるが、自分のレベルにあわせて自動的にカリキュラムを選んでくれたり、ゲーム要素を盛り込んで飽きさせないようにする工夫がされている点がアプリならでは。また、教材はMy name is~といったレベルからあり。英文法を知らない全く英語が話せない初心者に向いている。

▶詳細レビューはこちら

2位:スピーク

英文法を知らない全く英語が話せない初心者でも取り組めるような丁寧な作りになっている。様々なシチュエーションで使われるフレーズを難易度の低いものから順に一つ一つ覚えていく、言い換えると決められた教材を順にこなしていくという、伝統的な英会話教室のスタイルをスマホに詰め込んだイメージ。

▶詳細レビューはこちら

3位:myLingo

外国人講師による某有名オンライン英会話の人気コースであるニュース記事を使ったレッスンに似ており、飽きさせない工夫がされている。一応、初心者にも対応し、スピード調整や平易な言葉で回答してくれる機能もあるが、全く英文法を知らないといった初学者には向かない。ある程度、英語の学習をしたことはあるが話せない人向けといったところか。上位2社と比べ価格が1/5以下(580円から)とコスパ最強。

▶詳細レビューはこちら

スピーク

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
たまに聞き取りミスはあるが基本的に精度が高くレスポンスも良い。但しリアルタイムで聞き取るため、詰まったり言い直した部分などもそのままテキスト化される。
会話機能(添削性能)
非常に的確。
会話機能(初心者対応)
和訳表示は可能。それ以外の機能はあまり無い。
復習機能
完了したレッスンの振り返りはできるが、過去のチャット、過去の文法ミスの振り返りはできない
レッスン教材
ロールプレイトークあり。毎日更新されるニュース記事なし。
英単語
英単語の解説機能あり。単語帳登録機能あり。
発音矯正
×
料金
月3,800円、年間払い19,800円

▶詳細レビューはこちら

スピークバディ

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
たまに聞き取りミスはあるが基本的に精度が高くレスポンスも良い。
会話機能(添削性能)
間違えの訂正はあるが解説は無い。
会話機能(初心者対応)
字幕表示、ゆっくり話す機能あり。返事のヒント機能は無い。
復習機能
完了したレッスンの振り返りはできるが、過去のチャット、過去の文法ミスの振り返りはできない
レッスン教材
ロールプレイトークあり。毎日更新されるニュース記事なし。
英単語
英単語の解説機能あり。但し、単語帳登録は単語と意味だけのシンプルなもの。ソート機能や例文などは無い。
発音矯正
×
例文を読み上げる際に間違った箇所のハイライトはあるが発音アドバイスは無い。
料金
月3,300円、年間払い23,800円

▶詳細レビューはこちら

myLingo

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
基本的に聞き取り精度は高いが、レスポンスがまれに悪くなることがある。
会話機能(添削性能)
非常に的確。
会話機能(初心者対応)
ゆっくり話す機能、平易な言葉で話す機能あり。和訳表示と返事のヒント機能はない。
復習機能
会話での文法・表現フィードバックが履歴に保存され、復習できる点が特徴的。
レッスン教材
毎日更新されるニュース記事あり。ロールプレイトーク無し。
英単語
英単語の解説機能あり。単語帳登録機能あり。
発音矯正
×
料金
月580円

▶詳細レビューはこちら

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
許容範囲ではあるが、まれに全く聞き取らなくなる。
会話機能(添削性能)
非常に的確。
会話機能(初心者対応)
ゆっくり話す機能、字幕機能、返事のヒント機能あり。
復習機能
×
レッスン教材
ロールプレイトークあり。毎日更新されるニュース記事なし。
英単語
英単語クイズあるが、レッスン教材との関連性が無い独立した機能。単語帳登録機能あり。
発音矯正
×
料金
月780円(広告表示あり)

▶詳細レビューはこちら

エルサスピーク

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
レスポンスが極めて悪い。1回の音声吹き込みが認識される場合でも20-30秒待たされることもあればフリーズすることもあり。
会話機能(添削性能)
細かなフィードバックは無い。
会話機能(初心者対応)
字幕機能、返事のヒント機能あり。ゆっくり話す、平易な言葉で話す機能は無い。
復習機能
×
レッスン教材
ロールプレイトークあり。毎日更新されるニュース記事なし。
英単語
×
発音矯正
発音の間違いを音素単位で指摘してくれるが、どのように改善すべきかまでのアドバイスはない。
料金
月3,380円、年間払い27,800円

▶詳細レビューはこちら

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
許容範囲内ではあるが、聞き取りミスが少し多め。日本語なまりが認識されないケースもあり。
会話機能(添削性能)
10分間の会話に対して文法や表現に関する添削が1点しかなく不十分。指摘内容も的を得ないものが散見される。
会話機能(初心者対応)
和訳機能、ゆっくり話す機能、返事のヒント機能あり。
復習機能
直近のレッスンの添削内容が閲覧可能。但し、上述のとおりそもそもの添削内容が限定的。
レッスン教材
ロールプレイトークあり。毎日更新されるニュース記事なし。
英単語
×
発音矯正
×
料金
月4,380円、年間払い39,400円

▶詳細レビューはこちら

評価軸 評点 補足
会話機能(基本性能)
許容範囲内ではあるが、聞き取りミスが少し多め。日本語なまりは認識される。
会話機能(添削性能)
文法や表現に対するアドバイスはあるが非常に見づらい。
会話機能(初心者対応)
和訳機能あり。ゆっくり話す機能はあるが通常モードとの違いがあまりわからない。
復習機能
×
一回一回の会話で添削内容は消えてしまい復習はできない。
レッスン教材
基礎的な文法に関するワンポイントアドバイスのような教材がかろうじてあるのみ。
英単語
非常に限定的で使いづらいが、レッスン中の単語を登録する機能あり。
発音矯正
×
料金
月600円

▶詳細レビューはこちら

編集者プロフィール

大学生の頃にはじめて受験したTOEICのスコアは450点。その後、有名外国語塾の受講、通信教育などを続け945点を獲得。それでも外国人との英会話ができず、某有名オンライン英会話を受講開始。8年間ほぼ毎日、通算1250時間(2025年7月現在)継続。結果として外国人との英会話には全く不自由しないように。今後、英会話はAIの時代に突入。その道しるべになればとサイトの立ち上げを決意。

上部へスクロール